韋駄天

内装、外装ともオリジナル性を重視

古くて新しい味わいを創出

韋駄天は、「谷根千」といわれる、東京の古い下町の人気の街にある。木造住宅の1階と地下にテナントとして入っている。既存の作り付け家具や、間取りに最低限の手を加え、床、壁、天井の仕上げや、照明システムを古材を主にした内装、外装で、和食器を扱う店に相応しい空間に作り上げた。蚕棚に使われていた竹籠の大きなトレイに和紙を張って制作したオリジナルの照明器具、付き合いのある古材センターで入手した、蔵戸や古い建具などの創る落ちついた空間が、創作和食器にピッタリ合って、店は、陶器の展示室のような雰囲気になっている。

壁は、私のオリジナル開発の塗り壁材。施主も素人ながら施工に参加し、味わい深い古くて新しいお店が完成した。

扱う食器は、すべて作家物といわれる良質なもの。施主は、年に何度か、全国を回り、作家を開発する旅行に出かける、というのが年中行事となっている。

所在地

主要用途

建築設計

構造設計

設備設計

建築施工

工事種別

構造規模

 

竣工

東京都台東区谷中

和食器の店

株式会社アカデメイア

株式会社アカデメイア

有限会社館設備設計事務所

株式会社明治ホームズ新築

改築

木造一部RC造 地上2階

地下1階の一部200㎡

2002年1月

 

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